|
徳利を上下カットしたもので、きっちりしています。スプーン付き。緋ダスキに底は細い胡麻が掛っています。 |
|
雰囲気のよく似たものを六客セットにそろえました。最高の観音土で作られたもので、ぐい呑としても使用できるお勧めの一品です。 |
|
貴重な中村六郎作品です。(晩年作) |
|
父、六郎先生の作品を彷彿とさせる型で、ころがしなので底にも灰がかかっています。ぼたもちとこげ、灰かぶり、火色と見所のある大ぶりの作品です。 |
|
「徳利の六郎」の風格漂う一品。口から肩にかけての金彩が非常に美しい作品です。 |
|
カセ胡麻の中にボタモチが抜け、美しい火色が出ています。使い込むともっと強い火色が発色するでしょう。 |
|
正面は玉子型に細かい灰がかぶり、周りに荒い灰が輪郭を強調しています |
|
正面・見込に細かい灰が掛り、裏正面は燃えるような火色の発色で使い込むと素晴らしいつやが出てくるでしょう |
|
何度も焼き上げ表面にはこげた灰被りになり、裏は酸化がかったビードロが流れています |
|
ビードロを何度も焼き直すことによって、渋く仕上げる作者の特徴がよく出ています |
|
ビードロが高台まで流れたぐい呑みです |
|
表は灰被り、裏は貝のあととビードロが流れ高台も灰が掛っていますが安定しています |
|
ロクロ引きですが遊びのある作り、ビードロ、火色、コゲと見所があります。ころがしなので灰が一部横に流れ変化を出しています。碁笥底(ごけぞこ)になっています。 |
|
ころがし徳利です。足にかった貝の周りの火色が大変鮮やかで、正面の渋さに反し、華やかな裏正面になっています。型番364の徳利より少し首がひょうげた雰囲気があります。 |
|
ダイナミックな作りですが、とにかく軽いです。灰の抜けた部分や目あとに火色が出ていて土味も見られます。コゲの上に薄くビードロがかかっています。土味が楽しめる作品です。 |
|
灰がしっかりかかり、口から足にした貝の周りにビードロが流れ、正面肩と畳つき寸前の所で玉になって止まっています。作者独特の耳付徳利は一輪差しと云ってもよい一品です。小さくても豪快です。 |
|
岩肌をイメージするという先生独特の渋い焼き上がりは小ぶりのこの作品にも出ており、わびた風情の中に格別の「品」を醸しています。 |
|
小振りのぐい呑です。渋くて軽い一品ですが、ヘラ目で少しバランスを崩した形は野趣に富んでいます。 |
|
深海を思わせるようなビードロが見込みにたっぷり溜まっています。こげの出来た作品を再度焼きこみ、ビードロを重ね、焼き締まった光生伊賀の気品を湛えています。一気に削った高台も見事です。晩年サイン「天下一」です。 |
|
正面は黄胡麻、裏正面は燃えるような緋色と緋襷が出ています。アバタの底にも緋色が出ていて見どころの多い新作です。 |
|
深目のぐい呑です。黒胡麻の渋い正面に対し裏正面は大小のボタモチが抜け、口造りは軽やかです。胴が気持ちしぼってある為持ちやすいです。 |
|
桟切りの正面は口から少しかたむき、首にかけて胡麻が掛かっています。裏正面は2個のボタモチに桟切りと観音土独特の緋色が出ています。アバタ高台です。 |
|
ふせ焼きで底から逆に灰が流れています。口から肩にかけ薄くカセ胡麻が出ていて渋さを醸しています。観音土の変化が期待できる焼き上がりです。 |
|
ねじり面取りをしたぐい呑で少し金彩が出ています。ロクロの技に加えねじり面取りをした手の暖かみのある造りです。使い込むと金彩がますます映えてくるでしょう。 |
|
正面と向正面内側に胡麻が掛かり、他は土色の出た口味が楽しめます。胴がしめてあるので持ちやすいです。育てる楽しみのあるぐい呑です。 |
|
縦に緋襷が二本入り、肩は素晴らしく発色した緋色に細い胡麻が掛かっています。軽くて底はアバタになっています。艶と緋色の育つ一品です。最新作です。 |
|
口から肩・腰へとたっぷりと灰が掛かり、流れ胡麻の味わいは最高です。流れ胡麻を通して土味も美しく、しっかり焼き締まった超一級品です。アバタ高台です。 |
|
火ダスキに正面のみ胡麻が掛かっています。ろくろ造りの冴えた一品です。アバタ高台です。 |
|
面取り足付き徳利です。正面はころがしなので足の裏までたっぷりと灰が流れています。裏正面は火色と火ダスキが華やかに雰囲気を変えています。口は楕円につまんであります。 |
|
正面は全体に胡麻が掛かり、裏は火ダスキですが緋色がすばらしいです。どっしりとした作品で、アバタ高台です。 |
|
4本のヘラ目が入っていて、全体に火ダスキが出て正面と向正面の口に黄胡麻が掛かっています。口作りはぽってりとしていますが飲みやすくカットされています。緋色が素晴らしく華やかです。 |
|
3本のヘラ目で口が楕円になっています。正面に黄胡麻、向正面の見込みにも黄胡麻が掛かっています。型番380のぐい呑みと比較すると少し渋い感じです。 |
|
自然練り込みの緋襷ぐい呑です。口周り緋色は艶があり練り込みの土の対比が面白く、使い込むと土味も艶を出し育ってゆくでしょう。碁笥底(ごけぞこ)高台です。 |
|
自然練り込みのぐい呑です。この作品は練り込みが鮮明に出ています。ベタ底です。 |
|
しっかり焼き締りワラが酸化により白っぽく発色しています。深めの形は持ちやすく、湯呑みとしても使えそうです。 |
|
力強く面取りし呉須と黒土で表情をつけた見事なぐい呑です。よく焼き締まっています。造形力を楽しめる一品です。 |
|
強烈な胡麻が掛かり、今窯から出したと言わんばかりの胡麻です。使い込んでまろやかにして下さい。 |
|
正面、裏正面にヘラ目が縦に入り腰をしめて持ちやすくしてあります。薄作りで軽い作品です。中村六郎先生の唯一の女性のお弟子さんですが、アイガー、マッターホルン、モンブランを踏破した活力のある作家です。 |
|
観音土のぐい呑は使う程にしっとりと緋色が育ちます。飲みやすい口造りです。 |
|
小振りな徳利ですが、腰のふくらみが風格を出しています。肩から下に細いヘラ目が入っていて変化があります。正面は全体に細い黄胡麻、裏正面は素地の味わいと火色が楽しめる片身替りの一品です。作りに遊びがあって楽しい一品です。 |
|
首が長くメロン肌も多く出ています。底を含めて火色の見所が4カ所出ています。こちらも個展用作品です。 |
|
正面に黄胡麻、見込・口端も薄く灰が掛かっています。裏正面はつやのある火色が出ています。糸切高台です。 |
|
見込みと4カ所に火色が出、口端には細かい灰が掛かっています。小振りですが変化が全面に出ています。糸切高台です。 |
|
口端から見込に黒胡麻が掛かり渋いですが、胴は火色があざやかで対照的雰囲気が出ています。火色の部分は使い込むとつやが育ってくる一品です。 |
|
正面・高台内に黄胡麻、見込・裏正面は火色が出ています。見込みは使い込みでつやが期待できます。糸切高台です。 |
|
カセ胡麻・メロン肌の味わえる細かい胡麻が出ています。肩から胡麻の抜けた2ケ所は紫蘇色が美しく出ています。ころがしなので底にも細かい胡麻が一面に被っています。安定感のある一品で、個展用作品です。 |
|
作者が得意とする三足徳利です。裏正面には火色が出ています。 |
|
前面は細かいゴマが掛かり、裏正面は金彩のかかった火ダスキが出ています。 |
|
繊細なロクロ技術が冴え、美しいフォルムを作っていて作者の技が味わえます。 |
|
ボタモチに抜けた周囲に黒ゴマが掛かり、桟切りに発色しています。 |